Hyper-V上のRHELでインターネット接続できない

謎事象が発生したためメモ。

環境
・Windows11（Hyper-V）
・RHEL8.4
・仮想スイッチ①：デフォルトスイッチ（インターネット接続用・DHCP）
・仮想スイッチ②：内部スイッチ（ホストOSから固定IPでSSH接続する用・DNSサーバ設定なし）

構築時はインターネット接続できていたのにある日突然つながらなくなりdnfが失敗するようになった。正確に言えばDNSが正しく動いていない様子。

# curl google.com
curl: (6) Could not resolve host: google.com

調べてみたところRHELがデフォルトで行うDNS処理とやらを無効化すると効果があるかもしれないとの情報アリ。以下はRHELのサイト。

第21章 /etc/resolv.conf ファイルの手動設定 | Red Hat Product Documentation

第21章 /etc/resolv.conf ファイルの手動設定 | Red Hat Documentation

RHELのサイト通りNetworkManager.confに1行追加する。

[main]
dns=none

サービス再起動後に改善されていることを確認。

# systemctl restart NetworkManager
# curl google.com
<HTML><HEAD><meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=utf-8">
<TITLE>301 Moved</TITLE></HEAD><BODY>
<H1>301 Moved</H1>
The document has moved
<A HREF="http://www.google.com/">here</A>.
</BODY></HTML>

ただ、RHELのDNS処理を無効化後にresolv.confをいじったわけでもないので、いまいち改善した理屈が分からない。以下の通り機能有効時に自動生成されたように見えるファイルをそのまま使っているのだが…

# Generated by NetworkManager
search mshome.net
nameserver 172.29.48.1 → ホストOSのIP（DHCP）