コマンド実行型ランチャー「Executor」についての覚え書き

Executorとは

Martin Bressonさんが個人で(?)開発しているWindows向けのフリーのランチャーソフト。

ランチャー系のソフトというとアイコンが並んでGUIから選択して…というものが多いが、キーワードを入力して候補表示可能、キーワードは任意に追加可能ということで使い勝手がとてもよい。軽く探した限りでは他に類似のソフトは見当たらなかった。レジストリも汚さないので会社のPCにも入れやすく移行も簡単。

本稿執筆時点(2022.12)で最新リリースが2022.6だったので、開発が止まっているということもなさそう。

◆公式サイト◆
https://www.executor.dk/

ライセンスについて

MIT-licenseとなっており商用利用も制限なく可能とのこと。寄付はお気軽にということで、ワンショット寄付と月額寄付が選択可能。

It’s all free on a MIT license free for commercial use, but feel free to donate 😉

https://www.executor.dk/

利用イメージ

ツールを起動すると以下のような画面が出てくる。起動のショートカットはAlt+Spaceが使いやすそう。上下矢印キーで候補から起動したいコマンドを選択してEnterでOK。履歴が出てくるのでよく使うコマンドは選択が楽。

検索窓にキーワードを入力すれば部分一致で検索して候補を出してくれる。

キーワードは任意に追加可能。ここが素晴らしい…

インストール方法

公式サイトのDownloadタブからインストーラをダウンロードして画面通りインストールするだけ。

設定

設定画面は-sまたは画面やアイコンを右クリック->Settings…から呼び出せる。

-s
右クリック->Settings…

ほとんど初期設定のままで使いやすいが3か所だけ変更。

1.General->Program settings->Start on windows startup [check] : スタートアップに登録
2.General->Program settings->Hotkey [Space+Alt] : ホットキー(お好みで)

3.Visual / skin->Visual settings->Display style [Alpha (only for skins)] : スキン(お好みで)

設定ファイル

設定したキーワードなどはすべて1つのファイル(executor.ini)に書き込まれる様子。-fでエクスプローラからアクセス可能。

AppData配下にあった。

ファイルの中身。キーワードやSettingから設定した内容が書き込まれている。

原因不明だがこの設定ファイルが完全に吹っ飛び、登録したキーワードが消失したことが2回ほど。。

それからexecutor.iniは定期的にバックアップをとるようにしている。

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